令和の時代の働き方とは

皆さんにとって、「仕事」ってどんな位置付けでしょうか?
仕事が好きで楽しいという方もいれば、やりたくないけれど家族のため、お金をもらうために我慢してやっているという方も多いと思います。コロナ禍で仕事を失ってしまった方も多くいる現状を思えば、安定した仕事に就くことができているだけでありがたいことなのかもしれません。
私自身は、コロナ禍によりリモートワークが続いています。満員電車に乗ることがなくなり、自宅で仕事ができるというのは快適な面もありますが、会社で仕事をしている時よりも集中力が続かなかったり、同僚とのコミュニケーション不足により意思伝達が上手くいかないこともあり、少しストレスを感じるこの頃です。
非正規訴訟に関する判決が最高裁で出たというニュースを見て、改めて格差問題について考えてみました。
今回の判決では、非正規雇用の方にボーナスや退職金が出ないという格差は「不合理でない」というものでした。
確かに、正社員と非正規社員では仕事の内容が違うことがあるのも事実です。しかし、正社員と同等の仕事をしている非正規社員も現実にはたくさんいると思います。
同一労働同一賃金ということが叫ばれている昨今、この判決は時代に逆行しているように思えて仕方ありません。
「自分は正社員として働いているから関係ないやー」と対岸の火事だと考えている方も多いかもしれませんが、いつ会社がつぶれるか、また、リストラにあうか分からない時代です。
職を失ってしまったとき、あなたはまたすぐに正社員として就職することができるでしょうか?
決して他人事ではなく、自分のこととして、これからの時代の多様な働き方について考えていく必要があると感じました。